Voice of ER ー若輩救急医の呟きー

東日本の某県に勤務する救急医。医療を始め、国内外の問題につきぼちぼち呟く予定です。

歴史

「世界史に影響を与えた人物」に医療関係者も加えたい。

私は暇さえあればよくYouTubeを試聴するのですが、最近ハマっているチャンネルがあります。『俺の世界史ch』といって、世界史好きなチャンネル所有者(歴史専門の家庭教師のようです)が世界史に関する様々な知識を披露しています。 そのチャンネルが上げて…

『 #気が滅入る状況をさらに滅入らせてくれる映画 』のマイベスト5

さて先日、Twitterで『#気が滅入る状況をさらに滅入らせてくれる映画』というハッシュタグが私のタイムラインに登場しました。ここ数日のCOVID-19感染拡大と緊急事態宣言を巡る騒動のためか『#気が滅入る状況を忘れさせてくれる映画』というハッシュタグがト…

『知略の本質』を通して考察する災害時のリーダーシップ

今日で東日本大震災から9年が経ちました。あの衝撃的な揺れと、東日本太平洋側一体を襲った巨大津波, そして福島第一原発の事故からもうそんなに経っているとはちょっと信じられません(まだ最近の事のように思える)。そして皮肉にも2020年現在、COVID-19流…

本の紹介(14); 医学部・看護学部1~2年生に勧めたい本

今回の記事は、またまた書評です。実はこのブログ、『Amazonアソシエイトプログラム』なるものに登録しており、アマゾンで販売している商品を宣伝し、実際に読者が購入すれば売り上げの一部がもらえるようになっています。これまで何度も、医療関係, ないし…

本の紹介(13); 『日本型リーダーはなぜ失敗するのか』

今日はまた本の紹介を行いたいと思います。 『日本型リーダーはなぜ失敗するのか』(半藤一利 著, 文春新書) 過日紹介した、半藤一利氏の著作です。この本もまたアジア太平洋戦争時の日本軍の首脳部の意思決定などを検証し、望ましい参謀像, リーダー像を指…

本の紹介(12); 『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』

今回もまたまた書評です。これまで何回も第二次世界大戦 ー 特にアジア・太平洋戦争 ー に関する著作を紹介してきましたが、今回はヨーロッパ戦線, とりわけ1941年6月22日に開始し1945年5月2日に終結した独ソ戦に関しての著作を紹介します。 『独ソ戦 絶滅戦…

本の紹介(11); 『世にも危険な医療の世界史』

今回も書評を書きます。今回は『医療×歴史』のコンビネーションで面白い本を紹介します。 『世にも危険な医療の世界史』(リディア・ケイン, ネイト・ピーダーセン著 文藝春秋) 古代や中世はまだしも、20世紀に入っても、現代人(の医療者)の我々からみて…

本の紹介(10); 『なぜ必敗の戦争を始めたのか 陸軍エリート将校反省会議』

今回は、久々に書評をupします。『なぜ必敗の戦争を始めたのか 陸軍エリート将校反省会議』(編・解説 半藤一利, 文春新書)をざっと紹介します。 この本は、文藝春秋の編集長や専務取締役などを歴任し、昭和史の研究者でもある半藤一利氏が、日本陸軍と自衛…

本の紹介(9); 日本史の復習になりそうな本をまとめて紹介します!

こんにちは。今回もまた医療ネタと全く関係ない話題で記事を書きます。 私は小学校の頃から、日本と世界の歴史に興味を持っており、中学生の時は、休み時間・昼休み中にひたすら井上靖の『敦煌』や陳舜臣の『十八史略』等を読んでいました。そうゆう訳で、今…

本の紹介(8); 『戦争調査会 幻の政府文書を読み解く』

今日もまた、最近読んだ本を紹介します。前回同様、アジア太平洋戦争に関連した本です。 『戦争調査会 幻の政府文書を読み解く』 著者; 井上寿一, 講談社現代新書 終戦直後の1945年、首相に就任した幣原喜重郎は、「敗戦の原因を調査し、今後の新日本の建設…

本の紹介(7); 『日本軍兵士ーアジア・太平洋戦争の現実』

今日は久しぶりに、読んだ本の紹介をしてみたいと思います。 『日本軍兵士ーアジア・太平洋戦争の現実』著者; 吉田裕, 中公新書 歴史の授業やテレビ番組等で、アジア太平洋戦争のことは様々な観点で扱われています。この本は、実際に前線に立った兵士らのレ…

AFCアジアカップ決勝戦の感想

昨日は当直で病院に泊まっていたのですが、なんとAFCアジアカップの決勝戦、日本vsカタールもTVで放映していました。救急外来に来る患者の波が途切れた午前0時ごろ、医局のTVを点けてみたら既に後半戦が始まっており、日本は2-0でビハインド。南野拓実が1点…

専門家と一般人の架け橋となり得る本

今日は、昨年に読んだ本の中で、医療従事者以外の皆さんでも、医療への理解を深める一助になりそうな本を紹介します。何ヶ月も前に読んだ(下手したら1年は経っているかも?)本が多いので、非常に雑な紹介をします。何卒ご了承下さい(笑) ① がん ー4000年…

【今年最後の投稿】歴史は検証されるもの

今年は、明治維新(戊辰戦争)150周年という事で、大河ドラマが『西郷どん』だったり、各地で記念行事が開かれたりしたようです。 明治維新以降、封建制度は終焉(幕府が解体, 身分制度は廃止)に向かい、徐々に西洋の技術・制度を導入する近代化が進められ…

鳥羽伏見の戦い

昨晩、NHK総合で『歴史秘話ヒストリア』という興味深い番組をやっていました。今からおよそ150年前にあった鳥羽伏見の戦いの真相を紹介する内容でした。 これで新政府軍が勝利したのは皆様もご存知でしょう。しかし実際は、勝機は幕府軍にこそあったのです。…

防弾少年団(BTS)とチビチリガマ事件の類似点

防弾少年団(BTS)の服装が物議を醸しています。広島・長崎の原爆投下を揶揄するデザインのTシャツを着用しただけでなく、過去にナチスを連想させる衣装をライブで着ていた事も発覚しました。これを受けて、日本でのテレビ番組出演が中止になった他、BTSが事務…

【どうでもいい?雑学】OKの由来

youtu.be 英語の勉強も兼ねて、YouTubeで英語の動画チャンネルを見ているのですが、昨晩"Vox"というメディアのチャンネルで面白い動画を見つけました。我々が日常で用いているOKの由来をたどるものです。 内容をザックリまとめると、OKの起源は19世紀の米国…

本の紹介(3); 『銃・病原菌・鉄』

こんばんは。久しぶりにブログ更新します。ネタ切れも否定できませんが、本業が忙しく滞りがちです。今日は最近読んだ本を紹介します。 『銃・病原菌・鉄(上・下)』 著者; ジャレド・ダイアモンド 翻訳; 倉骨彰 草思社文庫 皆さんも、学校の歴史の授業で「…

終戦の日に考えたこと

今日は8/15、終戦の日です。天皇陛下が来年退位されるので、平成最後の終戦の日ですね。73年前の今日、日本政府はポツダム宣言の受諾を表明し、連合国へ降伏。1931年の満州事変以来続いていた日中間の戦争と、1941年から始まった太平洋戦争に終止符が打たれ…

明治維新考ー 中立的観点から見直してみた ー

今年は「明治維新150年」というフレーズがよく聞かれ、明治維新の主役となった薩摩と長州ー 鹿児島や山口 ーでは記念行事も予定されているようです。そして何よりも、今年の大河ドラマは明治維新に貢献した英雄の一人、西郷隆盛が大河ドラマの主人公です(『…