Voice of ER ー若輩救急医の呟きー

日本のどっかに勤務する救急医。医療を始め、国内外の問題につきぼちぼち呟く予定です。

TOKYO MERの感想とか。

 こんにちは。今日はoffだけどイマイチ勉強する気が湧いてこない救急医です。専門医試験は約2ヶ月後なのに何やってんねん!「医学部受験の勉強は1時間で切り抜けた」とかいう誰かさんと比べても(ry

 まあそんな訳で、今日はタイトルの通り、最近始まった医療系ドラマ"TOKYO MER"について感想云々を述べてみたいと思います。正直なところ全話を見れていた訳ではないです(当直etc.があって忙しかったし)。ですがこれまで見たエピソードの大まかな感想を述べるのであれば、「細部に突っ込み出し出したらキリが無いけど、面白いことは認めてやりたい」です(笑)少し前にYouTubeで、日本DMAT養成コースといった教科書, 或いは 公的なコンセンサスとTOKYO MERが乖離していることを指摘していますが、ここでも改めて強調させて下さい。救助や救命を行う側の安全確保こそ重要で、二次災害に巻き込まれたら元も子もない、ということです。国内外の映画では、高所墜落や派手な爆発に巻き込まれたり, 即死する箇所でないにせよ体に銃弾を喰らった後も立ち上がって悪役をボコボコにするヒーローが頻繁に登場するのですが、人体はあんなに頑丈ではありません。まあそれ以外の展開は、胸熱というか御涙頂戴的な要素もあって悪くないとは思うのですが…

 それにしても厚労省の役人どもの悪役ぶりには空いた口が塞がりませんw私も厚労省の政策全てに賛同している訳ではないんですが、それでも「あそこまであからさまに悪意を持って人命救助へ水を差す官僚って居るのかよ?wここはロシアや北朝鮮や中国やミャンマー等の独裁と汚職の蔓延度合いが著しい国家ではなく、日本ですよww」って思ってしまいます(笑)

www.tbs.co.jp

 そんな感じで、私の中では落第点でも合格点でもないTOKYO MERなのですが、次回以降の展開が気になります。どうやら、警察 - 中でも公安 - が参戦するようなのです!(笑)

 

……………

 

 

……え〜と……

 

 

 

……これって医療ドラマですよね…???

 

 

 

「主人公を監視して、彼の背景を探っている」的な設定っぽいですけど、何故1人の救急医を追跡する必要があるのでしょうか?例えば、米国のドラマ"HOMELAND"みたいに「過激派の捕虜になっていた兵士が救出されて無事帰国を達成し一躍有名人になったけど、実は過激派に洗脳されて工作員になっていた」とかいう話なのでしょうか?(丸パクリはダメですよ、TBSさんw)ぶっちゃけ救急医1名を追跡するよりも、ロシア大使館や中国大使館に出入りしている人たちが余計なことをしていないか、或いは 中央省庁や自衛隊等の内部で過激思想に染まっていたり, ロシア・中国等に協力しているけしからん連中が居ないか目を光らせる方が(以下略

 とりあえず、医療系ドラマにB級映画の要素が加わってきた感が否めませんね!wwwまさかですけど、後半のエピソードで「ロシアとか中国当局あたりが何かしらの破壊or暗殺作戦実行の為に雇った民間軍事会社の戦闘員と公安・機動隊が都内でドンパチをやらかして負傷者多数」とかいう荒唐無稽な展開が出たりしないですよね?TBSさん??

 とりあえず私は、『医療ドラマ監視委員会』(←勝手に私が名乗っているだけです)構成員の任務の一環として、TOKYO MERの展開を生暖かく見守りたいと思います!!笑

 

 最後に、今日動画をサクッと撮影&編集してYouTubeに上げています。是非ご覧下さい。↓

youtu.be