去る10/17、フランスから衝撃的なニュースが届きました。表現の自由に関して授業で議論する為に、同国の週刊誌『シャルリー・エブド』のムハンマドの風刺画を生徒に提示していた教師が殺害されたのです。
この事件はフランス全土に衝撃を与えるとともに、「言論/表現の自由を守ろう」という機運が盛り上がっているとのこと。
その報道を見ていて、私は昨年日本で起きた『あいちトリエンナーレ』, もしくは『表現の不自由展』に関する一連の騒動を思い出しました。
表現の自由を尊重する意見もあったことは事実ですが、特にSNS上では、『愛国心』を振りかざし『あいちトリエンナーレ』の主催者・出展者や, 表現の自由の擁護を表明した愛知県知事をとりわけ悪様に言う風潮が強かったように思います。
その有様を思い出した私は、思いの丈を動画にしました。ご査収下さい。なお、フランスにおけるムスリム系市民は、白人キリスト教徒と比較すると社会的・経済的に弱い立場に置かれ, 極右勢力のヘイトスピーチの標的となっているという背景は十分承知しているつもりです。