Voice of ER ー若輩救急医の呟きー

日本のどっかに勤務する救急医。医療を始め、国内外の問題につきぼちぼち呟く予定です。

テロ

ベラルーシのニュースに衝撃を受けた件について

今日の日中、私はドタバタしており、SNS等でニュースをよく見る暇がありませんでした。夕方になって、ふとTwitterを見て気になるニュースが飛び込んできました。現地時間で?5/23に、ギリシャ発リトアニア行きのライアンエアーFR4987便が、ベラルーシ上空を…

2014年の弾薬庫爆発はロシア当局の犯行

今日は海外の調査報道専門サイト'Bellingcat'でまた興味深い記事を発見したので、その内容を紹介します。 去る2014年10/16の午前9時25分、チェコのVrbeticeという町で弾薬庫が爆発し、管理を担当していた会社('Imex'という企業)の従業員2名が死亡しました。…

ミサイルを撃った奴は誰だ?(inイエメン)

昨年12/30(現地時間)、イエメンのアデン空港で爆発が発生し, 22名(報道によっては26名とも)が死亡しました。この時空港には新政権の閣僚の乗った飛行機が到着しており、国際的に承認されたイエメン政府とSouthern Transitional Council(STC; 南部暫定評議会)…

ワシントンDCの暴徒はなぜ暴走したのか

こんにちは。今日もまた'Bellingcat'の記事を引用して、1/6(現地時間)にワシントンDCで発生したトランプ支持者の議会乱入の背景について書いてみようと思います。 今回(2021年1/6)の前にも2回ほど、ワシントンDCではトランプ支持右翼団体による抗議行動…

QAnon陰謀論の起源とは

こんにちは。今更ですが、米国が大変なことになっていますね。ワシントンDC現地時間の1/6、大統領選挙の選挙人の認証が行われている米国議会へトランプ支持者の集団が乱入。死者も複数出たとのこと。 www.cnn.co.jp www.cnn.co.jp これを受けて(?)1/7には…

Twitterとか見てて思ったこと。

こんにちは。今日はYouTubeネタ・Covid-19ネタ・医学ネタのいずれからも離れて、Twitter等で見かけたニュースについて思ったことをぶっちゃけます。 (1) 環境のことを心配するなら… 昨日の朝、NHKニュース7の画面キャプチャーとともに、以下のようなツイート…

表現の自由について思ったこと

去る10/17、フランスから衝撃的なニュースが届きました。表現の自由に関して授業で議論する為に、同国の週刊誌『シャルリー・エブド』のムハンマドの風刺画を生徒に提示していた教師が殺害されたのです。 www.afpbb.com この事件はフランス全土に衝撃を与え…

本の紹介(18); アフリカについて学べた本を2冊紹介します

今回は、最近読んだ本の中から、特に印象に残ったものを紹介します。今日のお題はズバリ、アフリカ情勢です。 (1) 『喰い尽くされるアフリカ 欧米の資源略奪システムを中国が乗っ取る日』著者; トム・バージェス, 集英社 思い返せば日本で近年アフリカのニュ…

川崎殺傷事件の報道を聞いて思ったことなど。

今週頭に起きた川崎市の児童殺傷事件。犯人の動機は不明とはいえ、このような形でいきなり命を奪われたり、心の傷を負うのは余りにも理不尽でしょう。世間に与えた衝撃は余りにも大きく、メディア, インターネットを介して感情的なコメントが飛び交うのはあ…

本の紹介(6); 『人質の経済学』

安田純平さんの解放がつい先日、ニュースになりました。今回は、それに関連した書籍を紹介したいと思います。 『人質の経済学』著者; ロレッタ・ナポリオーニ, 訳者; 村井章子, 文藝春秋 www.bbc.com news.nifty.com 安田さんはシリアでアルカイダの関連組織…

本の紹介(5); 『21世紀のイスラム過激派 アルカイダからイスラム国まで』

前回の記事で、中東情勢について書くと予告しましたが、ちょっと前に興味深い本を購入し読んだので、その本の内容(と紹介)も交えて、私の知っていること, 思うことをまとめていこうと思います。 まず、件の本ですが『21世紀のイスラム過激派 アルカイダか…

英国の元ロシア工作員殺害未遂事件、実行犯は軍医だった。

www.afpbb.com 今年、英国に亡命した元ロシアの工作員とその娘がイングランド南部の町ソールズベリーで倒れ、原因が神経剤と判明した事件が起きました。その後、香水瓶に入れて捨ててあった神経剤に接触し、地元市民2名が入院するという事件も起きてしまいま…

【医療関係者向け】化学兵器攻撃への対応(2)

前回に引き続き、化学兵器攻撃への対応を医療的観点からまとめていきたいと思います(下記リンクは前回のもの)。 voiceofer.hatenablog.com (3)実際の対応の流れ 化学兵器攻撃の急性期においては、迅速な安全策を講じ, 尚且つ 時間に敏感な治療を早急か…

【医療関係者向け】化学兵器攻撃への対応(1)

麻原彰晃死刑囚への死刑執行が報道され、オウム真理教の地下鉄サリン事件がまた話題になっていたので、今回は化学兵器攻撃に対する対応を医療の観点からまとめてみたいと思います。今回参考にしたのは今年4月に掲載されたreview article, 'Toxidorome Recogn…