Voice of ER ー若輩救急医の呟きー

日本のどっかに勤務する救急医。医療を始め、国内外の問題につきぼちぼち呟く予定です。

YouTubeチャンネルを更新しました。

 こんばんは。現役救急医です。最近またブログ(とYouTube)の更新が止まりがちです。仕事が忙しいのはもちろんのこと, ネタもすぐには浮かばないし, 詳細は言えませんがプライベートとキャリアの両立に関する悩みがここ最近益々増えてしまい、気分的にpositiveな方向に行けませんでした。

 ですが最近、Twitter上で何やら医学部医学科入試の『地域枠』に関して、特に医療従事者がガヤガヤと騒がしかったので、私も少々思うことがあり、遂にブログとYouTubeの更新を決意した訳です。

youtu.be

 今の日本の医療には、急性期病院の集約化, 負担が大きく、なり手も少ない部署・診療科の待遇の見直し, 医師に集中する権限・業務の分散, 急性期病院の入院期間の短縮etc.と、まだまだ未解決の課題が多く残されています。ぶっちゃけ、『医療崩壊』が叫ばれ始めた2000年代初頭頃に見直しておけば良かったものを、現在に至るまで解決せずに引きずってきたものばかりです。そして、解決を先送りにした尻拭いを若者にさせようという訳です。なんと馬鹿げた話なのでしょう。現場の医療従事者 - 特に若手スタッフ -や、医学生らはもっと怒って良いと思います。