Voice of ER ー若輩救急医の呟きー

日本のどっかに勤務する救急医。医療を始め、国内外の問題につきぼちぼち呟く予定です。

たまにはスポーツの話題でも

  昨晩の日本対ポーランド戦の結果をテレビで見ました。実は試合の録画だけしてまだ見ていないのですが、結果とハイライトだけは把握しています。

  実は私、スポーツの実況中継を見る習慣がありません。だからサッカーのことなんて国内事情も海外事情も(ヨーロッパ各国のリーグのチーム名はおろか、Jリーグのチーム名も怪しいですw)無知です。4年に一度、自分が起きていられる、かつ暇な時間に日本代表の試合があればチラチラ見ている程度(コロンビア戦はリアルタイムで観ていましたが、セネガル戦は録画)なのです。

  話を戻して今回のポーランド戦の結果ですが、決勝トーナメントに進めたので結果オーライではありませんか。後半の日本代表がボールを回してばっかしの動きが無いプレーにブーイングが集中し、海外メディアは非難轟々だそうで。気持ちは分かります。

  でも、日本代表の実力を現実的に考察してみるべきです。予選リーグH組も世界ランクでだいぶ上の国ばかりだったではないですか。その上ハリルホジッチが突然解任されるというドタバタがつい2ヶ月前にあったばかりです。日本は身の程をわきまえ、攻めに出たいのを我慢し、セネガル対コロンビア戦の結果や両者の実力、ポーランドの実力、自分らの可能性と限界、そして予選H組の総合成績の全てを勘案した上で、「名を捨て実を取った」のです。

  少なくとも海外メディアは、自分たちの基準を日本代表に当てはめて評価を下すような事は慎むべきです。まだ日本代表は、中南米や欧州の強豪チーム・選手並みのプレーを出来るようになるまでには至っていないのですから。「弱者」には弱者なりの戦い方があるのを理解すべきです。